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その他通信サービス関連

その他通信サービス関連では、M2M(Machine to Machine)を取り上げている。M2Mとは、機器相互間のコミュニケーション技術のこと。携帯電話会社などの通信キャリアがビジネスの領域を「人間同士のコミュニケーション」から「機械同士のコミュニケーション」へと広げたいという事情から生み出されたキーワード。今では通信の領域を超えて「何かの現象・事象を検知するセンサ」と「多数のセンサから収集した情報をもとにした機器制御技術」を利用する仕組み全般のことを指すようになってきた。

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その他通信サービス関連の基本機能とは?

M2Mは、業界横断的なプラットフォームと、ビッグデータの並列・高速分散処理、クラウド環境、最新の無線通信技術やセンサ技術などを組み合わせたサービスととらえることができる。現在、M2Mサービス基盤と呼ばれるプラットフォームが提供され始めている。これまでのM2Mシステムは企業ごと、あるいはサービスごとに構築されてきた。その「旧世代」M2Mでは、アプリケーションごとにM2Mプラットフォームが別々に構築され、M2Mデバイスもサービス専用のものが使われるケースが多かった。これは、いわば「垂直型」のシステムである。これに対して「新世代」M2Mは「水平型」のシステム。どんなデバイスからの情報でも、各種のネットワークを経由してM2Mプラットフォームが受け入れる。M2Mプラットフォームは、莫大な量のデータであっても深い分析(ビッグデータ分析)が行える機能と性能を備え、さまざまなアプリケーションがM2Mプラットフォームに蓄積された大量データを思うさまに利活用できるようになる。

その他通信サービス関連の導入メリットとは?

M2Mが「水平型」に移行すると、1つのサービスを構築するために従来ならいちから開発してきた部分のほとんどが、あらかじめ作り込まれ、安定稼働がある程度まで保証される形で使えるようになる。もちろんセンサなどのデバイスも特定サービス専用のものを使う必要がなくなる。こうした利点により、新しいサービスの提供コストは低減する。各種のM2Mソリューションをより合理化するのはもちろん、未来予測や新しい発見、何らかの変化傾向を敏感に捕捉して、柔軟・迅速・適切に機器を制御するといった、従来のM2Mでは難しかった新サービスも実現しようとしている。