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「ETL」シェア(2007年度)
2007年度の国内出荷金額は前年比33.3%増の50億円と大幅な伸びを示し、今後も拡大傾向と予測される「ETL」。シェア情報を紹介する。
アイ・ティ・アールの調べによれば、ETL市場の2007年度の国内出荷金額は前年対比33.3%増の50億円と、大幅な伸びを示している。市場占有率(出荷金額ベース)を見ると、2007年度はインフォマティカが38.0%で1位、2位の日本IBMが33.0%、3位のビーコンITが6.6%、4位のSASインスティチュートが6.0%、5位のグループワンソフトウェアが5.6%と続いている。
インフォマティカは基幹システム間のデータ連携での大口案件を複数獲得したことで、出荷金額を前年対比123.5%増と大幅に伸ばし、日本IBMを抜いて1位を獲得した。日本IBMは、パートナーからの販売は堅調に推移しているものの、新製品の投入も遅れ、2007年度はやや伸び悩んだ感があり、2位に後退した。
同市場は、インフォマティカと日本IBMによる2強状態が続いており、ここ数年は市場に大きな変化はなかったといえる。しかし最近では、データウェアハウスプラットフォームとしての機能に加え、MDM(マスターデータ管理)機能などを含む全社レベルでのデータ統合基盤として機能することが、ETL製品にとってより重要となりつつある。
企業でのデータ統合ニーズは増加しており、市場全体としては拡大が見込まれるが、OracleやMicrosoftがRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)製品にETL機能のバンドルを行っていることから、今後、専業ベンダーとRDBMSベンダーとの間での競争がより激しくなるとみられる。
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