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「WAN高速化製品」シェア(2009年度)
企業ネットワークにおけるWANの重要性が増し、遅延対策としての需要拡大が見込まれる「WAN高速化製品」市場。シェア情報を紹介する。
富士キメラ総研の調べによれば、2009年度のWAN高速化製品市場は、数量が3600台、金額が42.5億円であった。景気後退の影響による導入の見送りや先送りなども一部見られたが、製造業での拠点向けの設置需要など数百台規模の大型案件の増加が市場拡大に寄与した。回線増強にコストをかけずに高速化や最適化が実現できる点も不況下ではプラスに作用した。
また、サーバやストレージの統合やクラウドの利用増加により、企業ネットワークにおけるWANの重要性が増していることから、遅延対策としての需要拡大が見込まれる。さらにはデータセンタ間のリモートバックアップの高速化ニーズによる利用も増加している。
WANサービスを提供する通信事業者がサービス提供時に当該製品を組み合わせて提供するケースが見られている他、WAN高速化や最適化サービスを展開する事業者も見られ、今後はマネージドサービス向けの需要拡大も見込まれる。
2009年度の市場占有率(数量ベース)を見ると、数量で1250台、34.7%を獲得したベンダーが、金額でも18.5億円、43.5%を獲得して1位であった。機能面での評価が高く大規模案件での強みがあり、大~中規模案件を中心に受注している。数量で950台、26.4%を獲得し2位となったベンダーは、金額では8億円、18.8%で3位であった。他製品も含めたトータルソリューションとしての提案や大規模案件の獲得があったことなどから実績が大幅に拡大した。
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