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「BIツール」シェア(2010年度)
2010年度、数量2200本、207億円であった「BIツール」市場。数量ベースで34.1%を獲得し、1位となったベンダーとは? シェア情報を紹介する。
富士キメラ総研の調べによれば、2010年度のBIツール市場は数量が2200本、金額が207億円であった。データ分析やレポーティングなどの基本的な機能の平準化が進むとともに、低価格な製品やオープンソースソフトウェアの登場などもあって、一部に陳腐化の傾向が見られ始めている。
一方でERPベンダーによるBIツールベンダーの買収が進んだことにより、BIツールは分析の専門家に向けた単体製品から、統一された企業システム基盤上において役割に応じた適切な分析データを提供する基盤製品へと位置付けが変化している。
2010年度の市場占有率(数量ベース)を見ると、製品の比較的安価で使いやすい点が評価された1位のベンダーが、34.1%でトップを維持した。2位のベンダーは24.1%で続く。BIやDWH関連のソリューションの充実を図り、需要の取り込みを進めている。
BI系ソフトウェア製品に対して、単なる分析ツールでなく企業システム基盤としての役割を求めるニーズが大手企業を中心に高まっている。企業内に散在するビジネスデータをリアルタイムに収集・分析するために、SOA(サービス指向アーキテクチャ)などのシステム連携基盤を提供する製品をラインアップするといったことが、ベンダーに競争優位をもたらす要因になるとみられている。
SaaS型BIツールについては、今後、CRMなどの業務アプリケーションがクラウドで運用されるようになるにつれて、データ分析ニーズが発生すると考えられている。
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