IT導入完全ガイド
「Chromebook」は法人利用で生きるのか?(3/7 ページ)
バッテリーの持ち
CPUの処理が少ないこと、HDDのような駆動部がないことから消費電力が大きくなく、8~10時間の連続稼働が可能。外出先などでも電源確保を気にすることなく使用できる。
セキュリティの高さ
ウイルス対策機能が標準搭載されているため、感染リスクが低い。またウイルス対策ソフトを別途インストールしなくて済むことは、動作の軽さやアプリ導入コストの低減にもつながる。また管理コンソール(後述する)による詳細な運用・管理が可能であり、ユーザーが問題のあるアプリをインストールして問題が発生するリスクも低くなっている。
常時最新状態
Chrome OSの起動時には「確認付きブート」という機能により、Chrome OS自体に改ざんや破損がないかどうかをチェックし、異常があれば自動修復される。また、GoogleによってOSの最新版がリリースされていれば自動更新されることとなる。意図的にアップデート操作をすることなく、常に最新状態のOSを利用できる。
サンドボックス装備
Webブラウザ内のタブ単位で複数のWebページやWebアプリが動作する「サンドボックス」機能を装備している。不安定なWebアプリが停止してしまったり、ウイルスを含んだWebページを誤って開いた場合でも、その他のタブに影響することなくWebアプリを終了したり、Webページを閉じたりできる。
データのクラウド保存
ChromebookではWebアプリケーションの利用とともに、作成された各種データはローカルストレージに保存されずにクラウドストレージに保存される。ローカルストレージにデータを保存している一般的なノートPCの場合、ハードウェアに問題が発生した場合などにはデータのサルベージやリプレースしたPCへのデータ移動が大きな課題となるが、Chromebookではそれらの問題は起きない。
なお、ダウンロードファイルやWebブラウザのキャッシュファイルなど一部のデータはローカルストレージに保存されるが、特殊な暗号化が施されるためファイルへアクセスすることはできなくなっている。
復元が容易
Chromebookのシステムに問題が発生した場合には、内部ストレージのデータを完全に消去して工場出荷状態に復元することができる。ちょうどスマートフォンやタブレットの初期化と同じ。他のユーザーへ端末を譲渡するような場合にも有効だろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IT導入完全ガイド
注目の技術やITツール。そもそもどういったモノで何に使えるのか、どんなモノを選ぶべきか、課題はあるか、といった情報を基礎から徹底解説します。
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Windowsを使い続けるのは正解か? 「Linux化」というモダナイズのもう一つの選択肢
-
2
スクエニ開発陣が「ドラゴンクエストX」の世界観を守るのに「Gemini」が必要だったワケ
-
3
「Gemini Notebook」で利用者10倍 シニア社員をAIヘビーユーザーにした首都高の考え
-
4
「情シスやめます」と言われたら――ある日突然「ゼロ情シス」になった企業のその後
-
5
“壊してもいい”が現場を変えた 岩塚製菓、生産性1.3倍を生んだDX定着の条件
-
6
「社内情報をAIに食わせればいい」だけでは足りない、情報検索精度向上の鉄則
-
7
ニンテンドーシステムズ開発者が明かす、通信「低遅延・安定運用」のコツ【事例集】
-
8
製造業の73%が「生成AIに仕事を頼みたいのに頼めない」理由とは
-
9
次世代ゲーム機戦争の裏話 「セガサターン」に2基のCPUが必要だったワケ:725th Lap
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー