Work FusionのRPA Expressの特徴や事例を徹底解説
「無料で利用できるRPAはないだろうか?」「できるだけ安価にRPAを導入したい」といった悩みや課題を抱えていないだろうか?このような課題を解決してくれるのが、「WorkFusion社」だ。WorkFusion社はAIによる自動化プラットフォームを提供するベンダーであるが、その一方で完全無料で導入・運用できるRPAツール「RPA Express」を開発・提供していることでも知られている。RPA Expressは完全無料でありながらRPAとしての最低限の機能は搭載しており、AI(人工知能)を搭載した有料版も提供している。Work FusionのRPA Expressとは、どのようなサービスなのか。詳しく紹介していきたい。
■記事内目次
- Work Fusionの「RPA Express」とは
- 「RPA Express」の機能構成
- 完全無料で利用できるWork Fusionによる「RPA Express」
Work Fusionの「RPA Express」とは
Work FusionによるRPA Expressは、完全無料で導入して利用できるRPAサービスだ。無料ではあるものの、レコーディングやOCR(光学的文字認識)などの機能は備えているため、「ローコストでRPAツールを導入したい」「RPAを無料で導入してみたい」と考えている企業には最適といえるだろう。
RPA Expressは、日本語対応していないRPAツールのため、利用するユーザーも限られていた。しかし、2018年12月1日から株式会社システムインテグレータが日本国内でパートナー販売を開始したことで、今後は国内での普及にも弾みがつきそうだ。
Work Fusionによる「RPA Express」でできること・特徴
Work FusionのRPA Expressには、2つのモデルがある。1つは「RPA Express Starter」で、無料で利用できるRPAはこのモデルとなる。もう1つは「PRA Express Pro」で、こちらは有料となる。
無料版Starterと有料版Proの違いはどこにあるかというと、OCRできるページ数や同時に実行できるロボット数、サーバークライアント構成の可否などが挙げられる。しかし、無料版のStarterには制限があるものの、ロボットの管理機能やOCR機能などを標準搭載しているので、RPAとしては十分な機能を備えているといえる。日本の販売パートナーであるシステムインテグレータが国内で提供しているRPA製品は、この2つのラインアップになる。
さらにWork Fusionでは、RPA Expressに加え、AIを活用し人から学習し続けるBotやBPM、オペレーション分析といった機能を単一のプラットフォームとして提供する「Smart Process Automation(SPA)」も用意している。
- RPA Express Starter(無料版)
クライアントPCにインストールするデスクトップ型のRPAツール。
- RPA Express Pro(有料版)
サーバー型RPAツールとして、複数ロボットの集中管理が可能になる。
- Smart Process Automation(SPA)(有料版)
AIの活用により人の操作から学ぶことで業務の自動化を実現できる。これにより、ルールベースのRPAでは処理が難しい、非定型業務まで自動化することが可能。RPA, OCR, BPM, オペレーションの予測分析を単一のプラットフォームとして提供することで、より高いROIをより低いTCOで実現可能。エンタープライズでの利用を前提とした集中管理や高いレベルのセキュリティを搭載
〇「RPA Express」の機能構成
RPA Expressは、以下のような機能で構成されている。完全無料のRPAツールとしては、高機能だといえるだろう。
- WorkFusion Studio
自動化のシナリオを作成するためのデザインツール。人の操作を記録するレコーディング機能も搭載している。
- Control Tower
ビジネスプロセスの定義を行う。
- S3ファイルストレージ
Amazonのクラウドサービス「AWS」のクラウドストレージ「Amazon S3」と互換するためのファイルストレージ。クラウド上にファイルを保管するのではなく、ローカルに保存される。
- Platform Monitor
リソースの状況を監視できる。
- OCR(光学的文字認識)
紙文書の文字をテキストデータに変換することができる機能。標準のOCR以外に、外部のOCRと連携することも可能。
完全無料で利用できるWork Fusionによる「RPA Express」
Work FusionのRPA Expressには、完全無料で気軽に利用できるモデルのRPA Express Starterがある。しかも、使っていて機能が物足りなくなってきたら、有料版の上位バージョンであるRPA Express ProやSmart Process Automationへとシフトすることもできる。
さらに、これまで北米ユーザーの多かったWorkFusionだが、2018年12月からはシステムインテグレータが日本販売パートナーとなったことで、国内でも気軽に利用できるようになった。究極のスモールスタートができるRPAツールを探しているのであれば、ぜひ問い合わせてみてほしい。
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