「どうしてあの人の方が給与がいいの!」にどう対応するのが正解?

Gartnerの調査から「自分が公正な給与を受けている」と考える従業員は約3割しかいないことが分かった。そういった従業員に対して、企業はどのような対策を講じればいいのか。調査結果と専門家の知見を解説する。

 2022年第2四半期、Gartnerが3500人以上の従業員を対象に行った調査によれば「自分が公正な給与を受けている」と答えた従業員は32%で、「自分の給与が妥当だ」と答えたのも34%であることが分かった(注1)。公正な給与を受け取っていないと感じる従業員に対して、企業はどのような対策を講じればいいのだろうか。

なぜ不公平だと思うのか?

 Gartnerによれば、従業員の認識とは裏腹に、ほとんどの企業が「給与の公平性を優先している」と回答した。2022年7月の調査に回答したトータルリワード(注2)の責任者の84%が「給与の公平性に関する監査を毎年行っている」と答え、72%が「企業のシニアリーダーは給与の公平性を『高い』または『非常に高い』優先度と見なしている」と答えた。

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