「会議の効率化」は間違い、Teamsを“会議代わり”にするには

本連載では、現場でよく見かける「ざんねんな仕事の進め方」に対して、Microsoft 365のアプリケーションを用いた解決策を提示する。第1回のテーマは「会議」だ。何でも会議で決めようとしていては、いつまでたっても生産性は上がらない。

 東京都が発表した「テレワーク実施率調査結果」によると、2023年1月の都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は51.7%で、その割合は減少傾向にあります。働き方は徐々にオフラインに戻りつつありますが、会議までもがオフラインに戻ることはなく、オフィスに出社してもオンライン会議を実施することが当たり前の日常となりました。オンライン会議は私たちの働き方に完全に定着しました。

 オンライン会議には多くのメリットがあります。1つの場所に集まる必要がないため移動時間の節約につながり、また、会議室が確保できないことで実施日時が決まらないといったこともありません。いつでも気軽に会議を実施できます。

 Harvard Business Reviewが実施した調査結果によれば(注)、2020年と2022年を比較すると1会議当たりの時間は25%減少し、さらには会議の平均参加人数もおよそ半分になったといいます。これはオンライン会議のメリットを生かした働き方が定着した結果であり、従業員がテレワークやツールの使い方に適応した現れとも考えられます。一方で、短時間、少人数での突発的な会議が増加し、1日の多くが会議で占められることも珍しくないようです。これでは効率的な働き方とは言えません。今、無駄な会議の削減が求められています。

著者プロフィール:太田浩史(内田洋行 ネットワークビジネス推進事業部)

2010年に内田洋行でMicrosoft 365(当時はBPOS)の導入に携わり、以後は自社、他社問わず、Microsoft 365の導入から活用を支援し、Microsoft 365の魅力に憑りつかれる。自称Microsoft 365ギーク。多くの経験で得られたナレッジを各種イベントでの登壇や書籍、ブログ、SNSなどを通じて広く共有し、2013年にはMicrosoftから「Microsoft MVP Award」を受賞。

無駄な会議を減らすには「会議以外の方法」を検討する

 そもそも「無駄な会議」とは何でしょうか。定例化された会議は、無駄な会議として挙げられる代表例です。なぜなら、決められた日時に「取りあえず集まるだけ」になりがちで、明確な議題もなく時間だけを浪費してしまうことも多くあるからです。また、それぞれが持ち寄った情報を共有するだけで終わることも多く、それならば資料の共有だけで十分だと考える人も多いでしょう。情報を共有すること自体は価値があることですが、それを目的とした会議を無駄だと考える人は多くいます。「会議」という方法が適していないのです。

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Microsoft 365で変える「ざんねんな仕事の進め方」

現場でよく見かける「ざんねんな仕事の進め方」に対して、Microsoft 365のアプリケーションを利用した解決策を提示する。

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太田浩史
太田浩史

2010年に内田洋行でMicrosoft 365(当時はBPOS)の導入に携わり、以後は自社、他社問わず、Microsoft 365の導入から活用を支援し、Microsoft 365の魅力に憑りつかれる。自称Microsoft 365ギーク。多くの経験で得られたナレッジを各種イベントでの登壇や書籍、ブログ、SNSなどを通じて広く共有し、2013年にはMicrosoftから「Microsoft MVP Award」を受賞。

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