「近くに住んでほしい企業」VS.「引っ越したくない従業員」 駆け引きの行方は?

ある調査によると仕事のために転居する人が減っているようだ。どのような働き方がスタンダードになるのだろうか。

 再就職支援事業を手掛けるChallenger, Gray & Christmas, Inc.が2023年5月16日に公開したレポートによると(注1)、ハイブリッドワークの浸透により、「仕事を求めて転居したい」と考える求職者が減っているという。

 2023年第1四半期、転職のために転居する求職者の数は同社の調査開始以来最低水準に落ち込んだ。求職者のうち、新しい仕事のために転居したのは1.6%で、前年同期の4.6%から減少した。この値はピーク時には7.7%にもなる。

 これは、テレワークという選択肢が当たり前になったことと、金利の上昇により住宅購入が魅力を失っていることで起きていると考えられると同社は述べた。

転居しない求職者と出社を求める企業

 そのような状況で、企業は今後もテレワーク制度を続けるのだろうか。

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