DX銘柄選定4社のディスカッションから分かる"DXできない"企業の特徴

DXに取り組んだ企業のうちどの程度が期待した成果を得られただろう。DX銘柄に選定された先進企業4社の取り組みからみえる成功の道筋とは。

 多くの企業がこぞってDXに取り組んだが、果たしてどれだけの企業が期待した成果を得られただろうか。DXはITを活用してビジネスそのものを変革することを意味するが、単なる業務のIT化に終始した企業も多いかもしれない。

 DX銘柄に選定された先進企業4社のキーパーソンによるディスカッションから、DXを成功させる道筋が浮かび上がる。

本稿はワークスアプリケーションズが2023年7月19日に主催したイベント「Works Way 2023」におけるトークセッション「DX(ビジネス変革)を支える基幹業務部門の在り方とは」を基に編集部で再構成した。

オープンイノベーションがDXのカギを握る

日揮ホールディングス 花田琢也氏

 まずは各社がDXの取り組み状況を語った。日揮ホールディングスの花田琢也氏(専務執行役員 CHRO)は、数年前に主要取引先であるエクソンモービルのトップから「プラント建設の工数を今の3分の1、スピードを倍にしないと、日揮は十数年後に市場から退場させられる」と指摘されたことがDXのきっかけになったと語る。

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