情シスに必要なのは「ゴシップ耐性」? 必要なリテラシーを法令と倫理から考える

情シスはIT管理者であるため、権限を乱用すれば従業員の個人情報などにリーチしやすいポジションです。情シスが身に付けるべきリテラシーについて整理します。

情シス百物語

「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。

 「ITリテラシーの向上」が話題になると、従業員のITツールに対する理解度や、セキュリティを含めた情報の取り扱い教育ということを想像されると思います。

 また、情シス自身のITリテラシーとしては、IT機器に関する情報や、技術の理解、設計や構築、運用手法などの話題は枚挙に暇がありません。その一方で、あまり話題になりにくいのが、IT管理者として守るべき法令順守や倫理の話です。情シスは権限を乱用すればさまざまな情報にリーチできるため、リテラシーは必須です。

 今回は過去の情シスのトラブルや、私の経験も含めて幾つかの事例を振り返ります。あまり語られることがない、情シスが身に付けるべきリテラシーについて整理していきます。

法令順守の観点から情シスの業務を考える

 まずは法令順守についてです。情シスが技術的には可能であっても、実行してしまうと法律に触れてしまう行動があります。

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「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。

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久松 剛
久松 剛

合同会社エンジニアリングマネージメント社長。博士(慶應SFC、IT)。IT研究者から、ベンチャー企業・上場企業3社でのITエンジニア・部長職を経て独立。大手からスタートアップに至るまで常時複数社でITエンジニア新卒・中途採用や育成、研修、評価給与制度作成、組織再構築、広報、AX・DX・FDEチーム組成などを幅広く支援。

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