脆弱性に対応する「パッチ」があるのに、なぜ攻撃が止まらないのか

ソフトウェアの脆弱性を利用したサイバー攻撃は多い。脆弱性に対応したパッチが提供されていても、まだ攻撃が続く場合がある。なぜこうなるのだろうか。

 ソフトウェアに脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった場合、どのように行動するのが最もよいだろうか。この疑問を考える際に参考になる事例がある。

脆弱性を巡る動きはどうなっているのか

 Citrix Systems(以下Citrix)はWebで配信されるアプリケーションのパフォーマンスやセキュリティを向上させるためにネットワーキングアプライアンス「NetScaler ADC」を開発、販売している。脆弱性が見つかったのはNetScaler ADCと、認証用の「Citrix NetScaler Gateway」だ。放置するとセッションの乗っ取りやその他の脅威にさらされる可能性があり(注1)、導入企業は標的型攻撃への対応に迫られている。

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