企業におけるバックアップの実施状況(2024年)/前編

高まるデータ損失リスク、でも「バックアップソフト不要」とする企業の言い分とは

企業活動を支えるデータを守るためにはバックアップが欠かせない。災害や障害に対応するBCPはもちろん、データを暗号化してしまうランサムウェア攻撃でもバックアップをとらずに対策することは難しい。企業はバックアップツールをどの程度採用しているのだろうか。

 データのバックアップと迅速な復旧体制の構築は企業活動にとって欠かせない重要施策だ。なぜなら自然災害やサイバー攻撃などに対応するにはバックアップが有効だからだ。

 2024年9月に更新されたBusiness Research Insightsの「データバックアップとリカバリの市場規模 2031 年までの地域予測」によると、世界のデータバックアップ及びリカバリ市場規模は、2022年に5億7450万ドルだったのが、2031年には11億7107万ドルに到達する。予測期間中には9.8%の年間平均成長率(CAGR)を示すと予測されており、旺盛な企業のニーズに合わせて市場が拡大していくという。

 そこでキーマンズネットでは「バックアップの状況に関する調査」(実施期間:2024年10月7日~18日、有効回答件数:173件)を実施した。前編となる本稿では企業におけるバックアップソフト(サービス)の導入状況を紹介しよう。

バックアップソフトが不要と答えた企業の言い分

 バックアップソフト(サービス)の導入状況を調査したところ、約4分の1が「必要性を感じていないため導入予定はない」と回答した。なぜだろうか。

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業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

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