流出したチャットログを分析してみたら……、明らかになったランサムグループの戦略

サイバー犯罪グループ「Black Basta」は、Microsoftの脆弱性に加え、ネットワークエッジデバイスや通信ソフトウェアの脆弱性を狙っていた。

 悪名高いランサムウェアグループ「Black Basta」から流出したチャットログを研究者たちが分析した結果、62件の固有の脆弱(ぜいじゃく)性が見つかり、そのうち53件は実際に悪用されていたことが分かった。

チャットログから分かったランサムグループの戦略とは

 サイバーセキュリティ企業であるVulnCheckの調査によれば、Black Bastaは主にMicrosoft製品や「Citrix Netscaler」「Atlassian Confluence」といった広く利用される企業向けソフトウェア、その他FortinetやCisco Systems、F5 Networks、Palo Alto Networksなどのネットワークエッジデバイスに存在する脆弱性を悪用していることが分かった。

 VulnCheckの調査によると、Black Bastaのメンバーはこれらの企業がセキュリティアドバイザリーを公開するとすぐに脆弱性について議論を始めていたことが分かった。このことから、広く流通しているアプリケーションやデバイスに重大な脆弱性が発見された場合、迅速なパッチ適用や対策が重要であることが分かる。

 流出したチャットログにより、悪名高いランサムウェアグループBlack Bastaの内部事情も明らかになった。

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