次の標的は日本か? 世界で300社が被害を受けた新手のサイバー攻撃とは

財務分野の幹部のアクセス権を利用して社内情報にアクセスできれば、攻撃者はファイルを盗んだり、不正な送金を実行したりできる。このような狙いがあるサイバー攻撃が世界中の企業に仕掛けられている。

 世界中の銀行や投資企業、エネルギー分野の公益事業者、保険企業で財務を担当する経営陣に仕掛けられている新しいサイバー攻撃が確認された。

 セキュリティプラットフォームを提供するTrellixが2025年5月28日に発表したレポートによると(注1)、攻撃対象を絞った高度なスピアフィッシングキャンペーンの一種だ。

次の標的は日本か?

 攻撃で使われる電子メールには、被害者のPCにリモートアクセスできるようにするインストーラーが仕込まれている。

 財務分野の幹部のアクセス権を利用して社内情報にアクセスできれば、攻撃者はファイルを盗んだり、不正な送金を実行したりできる(注2)。さらに攻撃が発覚しにくいという特徴がある。

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