ヘルプデスク業務に関する調査(2025年)/前編

難易度も負担も“重め”、でも8割が「ツールや外注は使わない」業務は? 【ヘルプデスク業務の実態調査】

多くの企業で情報システム部門が担っているヘルプデスク業務。AIを搭載するツールが増え、外注サービスも提供されている中で、情報システム部門はどの業務をどのように割り振っているのか。「キーマンズネット」の調査から見えたものとは。

 AI導入・定着をはじめとする新技術活用や業務自動化施策、DX推進戦略の立案、推進など期待される役割が増える中、従来から担当してきた「システムのお守り」「従業員のお守り」ともいわれるヘルプデスク業務の負担に悩む情報システム部門担当者は多い。

 効率化やコスト軽減をうたうツールやサービスはあるものの、セキュリティやガバナンス従業員全体の生産性に関与する領域であることから、どの業務をツールや外注サービスに割り振るべきかは頭の痛い問題だ。

 そこで「キーマンズネット」は「ヘルプデスク業務に関するアンケート」を実施(実施期間:2025年7月7日~25日、回答件数:182件)。前編となる本稿では、企業におけるヘルプデスク業務運用の実態を明らかにし、情報システム部門が抱える課題に迫る。

情シス多忙の元凶? ヘルプデスク業務に関する課題の1位は

 まず、社内ITシステムに関する問い合わせやアカウント申請への対応といったヘルプデスク業務を担当する部署を聞いたところ、「情報システム部門」が71.4%と大多数を占めていることが分かった。100人以下の中小企業ではその割合が53.2%と全体に比べて低い代わりに「情シス以外の部門」や「決まった部署や担当者はいない」といった回答がより規模の大きい企業に比べて高い傾向にある。

 ヘルプデスク業務における課題を聞いたところ、他の項目を10ポイント以上引き離す票が2つの項目に集まった。

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IT担当者300人に聞きました

業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

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