AMD初のCPUはIntelのパクリだった? それでも公認せざるを得なかった裏事情:862nd Lap

今やAIチップで世界をけん引するAMD。だが50年前、同社が初めて製造したCPUはIntelの「完コピ品」だったという。現代のコンプライアンスでは考えられない“危うい手法”で誕生した製品を、なぜ宿敵Intelは黙認し、最終的にライセンス契約まで結んだのか。

 半導体市場において、「Ryzen」や「Radeon」で知られるAMDは、最近ではAI向けGPU「Instinct」シリーズによってNVIDIAを猛追するなど、最先端テクノロジーをけん引する存在となった。

 だが、そのAMDが初めて世に送り出したCPUは、Intel製CPUを徹底的に解析し、そのまま再現した“クローン”だったという。コンプライアンスが厳格化した現在では想像しがたいが、実際にそうして生み出され市場に受け入れられた。

 現在のコンプライアンス重視の時代ではまず考えられない、“危うい方法”で生まれたというが、なぜそんなことが可能だったのか。そして、なぜIntelはそれを許し、最終的にはライセンス契約に踏み切ったのか。50年前のシリコンバレーで起きた“創業期の闇”を説明する。

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