AS/400系の基幹データをクラウドへ Reckonerが「IBM i」連携に対応
スリーシェイクは、クラウド型ETLツール「Reckoner」に「IBM i」連携機能を追加した。「AS/400」の流れをくむ基幹システム上の業務データを、各種クラウドサービスやデータウェアハウスへノーコードで接続しやすくする。
スリーシェイクは2026年4月27日、クラウド型ETLツール「Reckoner」に「IBM i」連携機能を追加した。「AS/400」の流れをくむIBM i環境で稼働する基幹システムの業務データを、各種クラウドサービスやデータウェアハウスへノーコードで連携できるようになるという。
AS/400系データ連携の何が難しかったのか
製造業や流通業を中心に、IBM iを実行基盤とする基幹システムは現在も多く利用されている。一方で、クラウドサービスや分析基盤の活用が広がる中、こうした既存システムのデータを外部基盤と連携したいというニーズは高まっていた。だが従来は個別開発や専門的な環境構築が必要になりやすく、導入時の工数に加え、運用後の設定変更や改善も特定のエンジニアに依存する傾向があったと、スリーシェイクは指摘する。
今回の機能はそうした連携に関する課題の解決を目指したものだ。連携機能を使うことで、IBM i環境に蓄積された業務データを、クラウドサービスやデータウェアハウス、BI(Business Intelligence)ツールなどと連携しやすくなるという。データの変換や加工、フォーマットの統一もReckonerで実行可能で、連携前後の個別処理や手作業も削減できるとしている。
操作面では、ノーコードでデータ連携を実現できる点に加え、必要に応じて「Python」や「JavaScript」によるコード実行機能も組み合わせられる。定型的な連携は非コードで進めつつ、複雑な処理や独自ロジックにも対応できる構成とした。
また、オンプレミス環境に対応した構成を採用し、アウトバウンド通信のみで接続できるとしており、既存のセキュリティポリシーを維持したまま導入しやすいと説明している。IBM iを実行基盤とする既存システムを残しながら、データ活用基盤との接続を容易にするのが狙いだ。
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