SlackやTeamsで「辞めそうな社員」が分かる? 退職予兆を探るAI登場
社内チャットの使い方の変化から、従業員の退職の兆候を捉えられるのか。SlackやTeamsの利用ログと勤怠データから、従業員の変化を捉えるAIサービスが登場した。アンケートの回答ではなく、日々の行動に着目する仕組みとは。
社内チャットへの返信が遅くなった。以前は活発だったチャンネルへの投稿が減った。こうした変化から、従業員が辞めそうかどうかまで分かるのだろうか。
従業員へのアンケートや面談で、退職の意向を把握できるとは限らない。本人から申し出がある前に、普段の仕事の中に兆候を見つけられないか。そんな発想のAIサービスが登場した。
REXは2026年9月25日、「Slack」や「Microsoft Teams」などのチャットツールの利用ログと勤怠データを解析する、退職予兆察知プラットフォーム「REX」の提供を開始した。従業員に気持ちを尋ねるアンケートとは異なり、日々の行動データから退職やメンタル不調の兆候を捉えるという。
返信速度やDM比率が判断基準に? AIは何を見ているのか
同社が分析対象として挙げるのは、チャットの使用頻度や返信速度、送信時間、特定チャンネルでのアクション数の減少、ダイレクトメッセージ(DM)比率の増加などだ。勤怠データも組み合わせ、申請された勤務時間とチャットなどの活動ログとの食い違いから、隠れ残業の兆候も抽出するとしている。
結果はダッシュボードで確認できる。組織全体のリスクスコアの推移を可視化し、全社平均だけでは見えにくい、特定部署へのリスクの偏りも把握できるという。
退職やメンタル不調の兆候があるとシステムが判定した従業員を、リスクの高さに応じて一覧表示する機能もある。
さらに、ログのパターンから「キャリア志向型」と「コンディション悪化型」に分類する機能を備える。同社によると、転職準備に伴う変化なのか、過労などによる疲弊なのかを分類し、管理職による面談やフォローにつなげる狙いがある。
部門ごとの残業時間やコミュニケーションの状況について、現状と背景、対策を整理して出力する機能も備える。状況の把握に加え、人員配置の調整や1on1の改善など、対応を検討するための情報を提示するとしている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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