人同士の面接をAIが解析する「面接支援AI」提供開始 面接官のスキルアップも可能
PeopleXは、人同士で行う面接にAIを同席させ、録画や文字起こし、評価、申し送りを自動化する「PeopleX 面接支援AI」の提供を開始した。面接官による質問や評価のばらつきを抑え、面接官の育成にも活用できるという。
企業の採用活動において、候補者面接を効果的に実施することは、有力な人材を確保するために欠かせない重要な要素だ。しかし、面接官ごとの経験や判断基準の違いなどもあり、適切な質問の実施や客観的な評価を下すことは簡単ではない。
そのような課題においてもAIの活用が進み、昨今ではAI面接を導入している企業も増加している。一方で、人同士だからこそ確認できる情報も多い。そのような場面においては、AIが面接するのではなく、面接をAIがサポートするという活用が役立つ。
PeopleXは2026年10月2日、人同士で行う面接をAIで記録・分析する「PeopleX 面接支援AI」の提供を開始した。候補者と面接官のやりとりを録画して、文字起こしや要約、分析をAIが実行する。面接終了後には候補者の評価だけでなく、面接官側の質問や進行についても評価する点が特徴である。
採用の課題をAIが一貫サポート AI面接との連携も
人による面接では、面接官の経験やスキルによって質問の仕方や候補者の見極めにばらつきが生じる場合がある。面接支援AIは、評価項目ごとの評点や総評をAIが作成し、面接内容を記録として残せる。さらに、次回の面接で確認すべき事項などを申し送りとして整理することで、面接官が交代した場合でも、それまでの面接内容を引き継げるという。
面接官自身のスキルを分析できる点も新サービスの機能の一つだ。AIが質問設計や候補者への深掘り、公平性、候補者の入社意欲を高める働きかけ、発話率などを評価し、良かった点や改善点をフィードバックする。
また、採用選考で配慮が必要な質問や、候補者に不信感を与えかねない発言についても抽出するという。面接内容を候補者の評価だけに利用するのではなく、面接官の振り返りや育成にも活用できる。
面接実施に伴う作業の自動化にも対応する。カレンダーツールと連携すると、AIが面接予定を取り込み、オンライン面接に自動参加する。面接後は録画や文字起こしを基に評価レポートを作成するため、面接官が内容を振り返ったり、次の面接担当者に共有したりする際の情報整理をAIに任せられる。現在は外部のオンライン面接システムにbotが参加する方式だが、2026年内に独自のオンライン面接システムの提供を予定している。
なお、同社は対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」をすでに提供している。そちらと組み合わせることで、AIによる一次面接から人による二次面接以降まで、一つの「選考」として管理できる。応募者ごとの面接履歴や各回の評価、AIが整理した応募者情報を一元的に確認できるという。これにより、選考段階によって分散しがちな面接情報をまとめて確認できる構成となっている。
同社は今後、面接中の候補者の発話をリアルタイムで解析し、面接官に深掘り質問などを提示する機能も順次提供する予定だという。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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