IT導入完全ガイド
大企業も利用する「マネージドセキュリティサービス(MSS)」とは?(4/5 ページ)
MSSはデータ分析に注力する方向に進む
SOCによる24時間365日の監視体制の整備や攻撃者からの不正通信の防御などは、多くのベンダーのMSSがカバーするようになった。最近の動きとして、攻撃アラートと合わせてインフォメーションレベルの情報を相関分析することで、これまでは確認できなかった攻撃の兆候を見つけ出せるように、ベンダー側の分析エンジンや分析手法の高度化が図られている。
さらに、セキュリティ機器だけでなく多種多様な機器からの情報を一元管理して相関分析を施しセキュリティ対策に結び付けるという、従来のセキュリティ機器とSIEM(セキュリティ情報およびイベント管理)製品を連携させるサービスを提供するベンダーもある。最近のMSSの流れは、分析対象となるデータをより多く幅広く集めて、ベンダー側でビッグデータ的な分析を行うといった方向に向かっている。
MSSを利用するメリット
MSSを利用することのメリットは、これまでの説明からも明らかなように次の8つが挙げられる。
- 社内におけるセキュリティに関わる運用負荷が軽減できる
- 最新のセキュリティ技術やノウハウを安価に自社のセキュリティ対策に活用できる
- 24時間365日、リアルタイムの監視を実現できる
- 日々巧妙化するサイバー攻撃に対応するための機器メンテナンスを享受できる(※)
- 最新攻撃に対応するシグネチャ、プログラムを開発する(※)
- 障害が発生しても迅速な支援が受けられる
- レポートや分析により、自社のセキュリティの状況を可視化できるようになる
- セキュリティ対策コストを最適化できる
※サービスベンダーよって提供内容は変わる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IT導入完全ガイド
注目の技術やITツール。そもそもどういったモノで何に使えるのか、どんなモノを選ぶべきか、課題はあるか、といった情報を基礎から徹底解説します。
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
7歳からのLinux愛好家が、なぜ今「Windows」に? OSの見方が変わった理由:896th Lap
-
2
Googleの自動化ツール「Workspace Studio」×Gemini、4つの業務効率化アイデア
-
3
そのIT資格、これからも評価されますか? 5年のデータで見る「廃れる資格」「化ける資格」
-
4
ゼロから分かる「Python in Excel」 プログラミング未経験の筆者がデータ分析してみた
-
5
「Gemini 3.8 Flash」の狙いは“賢さ”ではない? 発表から見えた3つのポイント
-
6
「Copilot、Word文書まとめて」で社内全滅? 勝手に増殖するAIウイルスで大騒ぎ:895th Lap
-
7
情報処理安全確保支援士試験、10月6日に申込み開始 CBT化で受験対策はどう変わる?
-
8
M365 Copilotを配っても「使われない」 でもAI活用が進んだ福島県庁の"逆張り"戦略
-
9
AIを入れても会社の仕事は変わらない AIに仕事を任せられない「根本原因」
-
10
その見積書、ChatGPTに入れて大丈夫? 現場で迷わない「OK/NG」の線引き
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー