SOCによる24時間365日の監視体制の整備や攻撃者からの不正通信の防御などは、多くのベンダーのMSSがカバーするようになった。最近の動きとして、攻撃アラートと合わせてインフォメーションレベルの情報を相関分析することで、これまでは確認できなかった攻撃の兆候を見つけ出せるように、ベンダー側の分析エンジンや分析手法の高度化が図られている。
さらに、セキュリティ機器だけでなく多種多様な機器からの情報を一元管理して相関分析を施しセキュリティ対策に結び付けるという、従来のセキュリティ機器とSIEM(セキュリティ情報およびイベント管理)製品を連携させるサービスを提供するベンダーもある。最近のMSSの流れは、分析対象となるデータをより多く幅広く集めて、ベンダー側でビッグデータ的な分析を行うといった方向に向かっている。
MSSを利用することのメリットは、これまでの説明からも明らかなように次の8つが挙げられる。
※サービスベンダーよって提供内容は変わる
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