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デスクトップ仮想化の導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)

» 2014年07月22日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

コスト削減を上回る「セキュリティ」ニーズが導入の目的に

 続いて、デスクトップ仮想化を導入済みと回答した人に「導入目的」を尋ねた(図2)。その結果、1位は「セキュリティの強化」で53.2%、2位は「導入のコスト削減(導入費やソフトウェア・ライセンスなど)」で32.3%、3位は「OSの仮想化」で30.6%、4位は「内部統制」で25.8%、5位は「事業継続性向上のため(在宅勤務など)」で24.2%となった。

 また、デスクトップ仮想化を導入済みと回答した人に「利用端末」を尋ねた。その結果、1位は「デスクトップPC」で79.1%、2位は「モバイルPC」で53.7%、3位は「タブレット端末」で13.4%、4位は「スマートフォン」で6.0%と続いた。

 標的型攻撃などが相次いでいるため、情シス部門でしっかりクライアント管理できる環境にもっていきたいというニーズや、近年、在宅勤務などワークスタイルの多様化が進む中で、社内のクライアントPCに限らず外出先でのモバイルPCやスマートフォン、タブレットの利用シーンが増えてきているという背景から、社内外でのセキュリティ強化が必要となっており、その対策の1つとしてデスクトップ仮想化が検討されていることが考えられる。

導入目的 図2 導入目的

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