約1億5300万台とされる、2014年の国内のスマートフォン/タブレット/PCの総稼働台数。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、国内のスマートフォン/タブレット/PCの総稼働台数は、2014年の約1億5300万台から、2018年には約1億9300万台になると予測される。特にスマートフォン/タブレットは急増しており、2016年にはスマートフォンがPCを上回ると予測される。
2014年通期でのスマートフォン/タブレット/PCを合わせた国内OS別市場占有率(出荷台数ベース/予測)をみると、1位のOSが約42%、2位が約28%、3位などその他が約30%となっている。
PCが支配的であった状況から競争原理が変容し、ハードウェア/プラットフォームベンダーやサービスプロバイダーの中には、顧客獲得や顧客基盤を活用した事業成長機会を追求するため、従来の自社のコア事業領域外に進出して垂直統合的に顧客を囲い込もうとする取り組みが見られる。
スマートフォン/タブレットに搭載されるさまざまなセンサーやネットワークとの常時接続性は、ユーザー関連情報やユーザー自身がつくり出すコンテンツをクラウド/ビッグデータ/ソーシャル技術とむすびびつけ、新しい顧客価値とさまざまなビジネスモデルを創出する環境を生み出しており、モバイルの普及によるイノベーションの波はさまざまなソリューション領域に広がるとみられているが、真に顧客が望むソリューションを提供するには、ベンダーはアナリティクスやソーシャル技術を十分に駆使する必要があると考えられる。
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