今日のビジネスにおいてネットワーク帯域は、これまで以上に貴重な資源となっている。従業員が勤務中に業務目的以外で動画サイトにアクセスするような状況は好ましくない。ネットワーク管理ツールの中には、ネットワークの利用状況を「アプリケーション別に、ユーザー単位で」監視できる機能を備えたものも登場している。
この機能を使うことでネットワークの使用率をドメインごとに分類できる。例えば、youtube.comへの接続がトラフィック全体の何割を占めているか、その接続元のクライアントPCはどれかといった具合に追跡調査も可能だ。特に無線LAN環境など、通信のボトルネックになり得る要因が多い環境においては便利な機能だろう。
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