次に「Excelの利用用途」を、上位3項目を選ぶ形で聞いた。
3位までの合計は「表計算、集計業務(財務会計など)(80.8%)」「資料作成(67.1%)」「データ分析、レポーティング(49.5%)」「帳票作成(31.3%)」「見積作成(24.9%)」と続き、1位だけを見ても、この順位は変わらなかった。
この結果から、Excelは一般的な集計業務だけでなく、書類全般の作成に広く利用されていることが分かる。WordやPowerPointに比べて、表が必要な書類や書式(フォーマット)の定まった書類(テンプレート)を扱うにはExcelのほうが便利であると考える企業が多いようだ。実際、「Wordのけい線機能にはうんざり」という方も多いのではないだろうか。
また、企業規模別に見ると、中小企業では「見積作成」に利用する割合が他に比べて高くなっている。一因として、過去の調査結果からも明らかなようにSFAの導入率が低い(中小企業:7.2%、中堅企業:23.7%、大企業:46.5%)ことが挙げられるだろう。
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