ワークスタイル変革を実施するに当たり、現行の「勤怠管理方法」に変化はあるのだろうか。ワークスタイル変革を行った、もしくは行う予定の企業に聞いた。
すると「勤怠管理方法も変更した(または変更する予定である)」が38.7%、「勤怠管理方法に変更はない(または変更する予定はない)」が35.9%と、回答が二分した(図2)。
以下にその具体的な内容について挙げられた声を抜粋しよう。
まずは、勤怠管理方法も変更した(または変更する予定である)と回答した人のコメントだ。
次に「勤怠管理方法に変更はない(または変更する予定はない)」と回答した人のコメントだ。
ワークスタイル変革で勤務形態や契約形態が多様化すると、業務内容や勤務時間の管理、評価基準など現状制度の見直しが必要になるケースも少なくない。従業員により柔軟な働き方を認めるとともに、業務効率を向上させさらなるパフォーマンスを発揮してもらうための施策であるはずが、関連する制度の整備が不十分で、逆に従業員に負担を課し、業務効率を下げてしまうことは避けなくてはならない。現状の体制で問題なく運用できていれば心配ないが、ワークスタイル変革と業務・勤怠管理および人事評価などの制度は必ず合わせて見直すべきだろう。
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