最後に現状の勤怠管理の苦労している点について「不満な点はない」と回答した人以外の意見を聞いたところ、「在宅勤務など勤務体系の多様化に対応できていない」41.1%、「勤怠状況をリアルタイムで把握できない」34.3%、「収集・集計作業が煩雑」32.5%、「未入力者が多く、管理や入力促進に手間がかかる」26.4%、「従業員によって異なる雇用形態に対応していない」24.9%と続いた(図3-1)。
この結果を2年前の調査「勤怠管理システムの導入状況(2015年)」と比較すると、「未入力への対応」や「収集・集計の手間」と「勤務体系の多様化への対応」「勤怠状況のリアルタイム把握」の順位が逆転していることが分かる。このことからも、企業におけるワークスタイル変革への取り組みやその検討が、ここ2年で大きく進んでいる傾向が読みとれる。
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