このような障壁をクリアし、公的機関であるNICTが保有する大規模ネットワークエミュレーション基盤を利用して偽装環境を素早く構築できるようにしたのが「STARDUST」である。2011年から6年をかけて開発されたこの基盤には、以下の国内ITベンダー各社が協力しており、全体が純国産になっているところが1つの特徴である。
富士通研究所、サイバーディフェンス研究所、セキュアブレイン、ニッシン、日立製作所、日立システムズ、日本電信電話、NTTセキュアプラットフォーム研究所、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(順不同)
「STARDUST」の全体概念を図1に示す。
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