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» 2017年08月09日 10時00分 公開

RPA推進に今必要なのは「プロセスアナリスト 」

[RPA BANK]

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RPA BANK

さる7月27日に東京・虎ノ門ヒルズで開かれた「RPA SUMMIT 2017」。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ならびにエンタープライズAI分野へ特化した国内最大規模のイベントとして初開催され、多彩なテーマの講演と関連企業の展示に2,000人を超える参加者が集う盛況となった。このうち講演会場では、RPAという概念の基礎を築いたロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授のレスリー・ウィルコックス氏が登壇。企業にRPAを導入する利点と、効果的な導入プロセスについて、先進地である英米の事例を交えながら解説した。ウィルコックス教授は今回が初の来日。今まさに普及期を迎えている日本におけるRPAの活用について、第一人者からのアドバイスを独占取材した。

企業へのITの導入や、それに伴う組織改革などを長年研究してきたウィルコックス氏は、ホワイトカラー労働者の定型業務をソフトウエアで自動化するというRPAの概念を提唱したことで知られる。この日の講演で同氏は、RPAの導入が「株主価値」「顧客価値」「従業員価値」を向上する“トリプルウィン(3つの成功)”につながると強調。保険会社が従来返答に2日かけていた契約者対応事務を自動化で30分に短縮し、業務合理化と顧客満足度向上を両立できた例などを紹介した。また、実務上の関心が高いRPA導入と人員配置の問題については「財務的にはロボット1台で3人分の仕事が自動化できれば見合う」と大まかな目安を提示。英米の導入企業への調査を踏まえ、余剰人員の解雇や早期退職の提案は少数にとどまり、他業務への再配置が大半を占めているとした上で「RPA導入後の業務を構築できる人材は、むしろ不足している。今のところ『RPAで人間の仕事が減る』という状況は生じていない」と結論づけた。

こうした英米の動向からRPAの導入を検討する日本企業が得られるヒントについて、講演後のウィルコックス氏に聞いた。主な質問と回答は以下のとおり。

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