キーマンズネット会員607人にアンケート調査を実施した。社内会議の出席数や平均時間、会議に対する課題感など実態が明らかになった。
キーマンズネットは、2017年4月3日〜21日にわたり「会議の実態と支援ツールの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数607件)。回答者の内訳は、従業員規模100人以下の中小企業が20.8%、101人〜1000人の中堅企業が39.9%、1001人以上の大企業が39.4%、所属部門は情報システム部門が48.1%、経営企画・CIOが5.8%、管理部門が16.8%、事業部門が29.3%だった。
前編では、自社で実施される「会議」について調査を実施した。社内会議の出席数や平均時間、会議に対する課題感と、課題改善に導くための遠隔会議システムを中心とした各ツールの導入状況や新たな投資計画などが明らかになった。
なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
はじめに、回答者自身が出席する1週間当たりの会議数を尋ねたところ、最も多いのは「週2〜4回」で44.2%、次いで「週5〜9回」が20.9%、「週1回以下」が27.5%と続いた。週5回以上の回答を合算すると28.3%に上り、約3割近くの方が週5回以上会議に出席しているようだ。
また、その会議における1回あたりの平均時間は「1時間以上、2時間未満」が46.5%、「30分以上、1時間未満」が42.2%と以上の2項目が大半を占めた。ちなみに、「15分以上、30分未満」は5.6%、「15分未満」が2.6%と短時間に収める方も少数ではあるが、存在する。
ちなみに、どのような内容の会議が多いのだろうか。図2の結果を見ると、「業務に関する定例会議」へは67.2%が「よく参加する」と回答している。「プロジェクトや業務の進捗(しんちょく)報告・確認」へは51.2%が「よく参加する」と回答。特にこの2種の会議への参加率が高いことが分かった。
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