メディア

ファイルサーバの利用状況(2017年)/後編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

» 2018年02月01日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

現状のファイルサーバ拡張のみ、という声が大半

 そこで、リプレースを予定しない回答者に対して、リプレースしない理由を選択式で聞いたところ(図2)、過半数にあたる66%の回答者がリプレースではなく「現状のファイルサーバの拡張」を予定していることが明らかになった。

 前編では、クラウド型ファイルサーバの利用者からの声が増えていたものの、現段階でのリプレース意向を持つ回答者は決して多くない。

リプレースを予定しない理由 図2 リプレースを予定しない理由

代用品候補の筆頭は「グループウェア」「社内SNS」のファイル共有機能

 では、ファイルサーバのリプレースとは別に、ファイル共有サービスやクラウドストレージサービスを利用する意向はあるのだろうか。オフィスツールと連動したドキュメント管理サービスやファイル共有サービス、クラウドストレージサービス、社内SNSなどの選択肢について見ていくと、全ての選択肢で半数以上の回答者が「使う予定はない」と回答した。その中では、グループウェアや社内SNSに関しては、「職場で公認されている」が半数に迫る勢いであった。

 この他、「導入予定」の声が最も多かったのが、「商用ドキュメント管理システム(9.7%)」、次いで「オフィスツールと連携したオンラインストレージサービス(9.0%)」の順となった。

ファイルサーバの代わりに使用しているもの・使用予定のもの 図3 ファイルサーバの代わりに使用しているもの・使用予定のもの

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。