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» 2018年09月12日 10時00分 公開

BtoBメーカーの業界再編、三菱商事グループ3社が選択したIT基盤「合従連衡」策とは(3/3 ページ)

[土肥正弘,ドキュメント工房]
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データ間連携を前提にした基幹業務システム、開発の主軸は連携開発チーム

 マルチベンダー、マルチシステムの連携を前提とした新基幹業務システムでは、データ連携部分の設計と開発は非常に重要だ。データ連携の開発を進めた後で業務やシステム使用の変更が発生すると、全体の開発スケジュールに影響を与える可能性がある。

 そこで、要件定義フェーズで確定させた仕様は原則として変更を認めないルールを徹底、万一課題が出た場合にはデータ連携開発チームが主体となって解決を図るようにした。

 また、開発工数の削減を意識し、ログ出力や連携するログのパックアップ、アラートなどをDataSpiderの共通プログラムとして標準化し、各インタフェースで同じような開発を重複させないように注意した。また、3分間隔のデータ連携を確実に実施するため、一連の処理を確実に3分以内に終了するよう注意深く検証を行ったという。システムは期日通りにリリースされ、現在も安定して稼働する。

 構築コストや維持管理コストを抑制しながら、安定稼働と業務標準化を実現した事例として参考になるだろう。

 MCFSでは今後、グループのIT基盤統合に向けて、まずは三菱商事フードテックへのDataSpider導入を計画している。

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