同プロジェクトでは柔軟性やコスト抑制のため、スクラッチ開発ではなく、標準業務支援パッケージ製品を「使う」方法で新基幹システム構築を推進する方針を掲げた。
この方針を貫くため、「ユーザーの要望はユーザー自身が実現するようにした」(服部氏)というように、プロジェクトマネジメントをシステム部門ではなくユーザー部門が担当した。プロジェクト最大の特徴は業務全体を包括するERPパッケージがある中で、同社は全業務領域を1つのパッケージに統合しなかった点にある。移行ではその詳細を見ていく
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。