NECソリューションイノベータは、ペーパーレス会議サービス「ConforMeeting SaaS版」の提供を開始する。資料の閲覧やページめくり、メモ書きが可能な会議資料の共有サービスだ。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のため“3密回避”が求められる中、集合型の会議体からオンラインへとシフトしつつある。先行きが読めないこれからの時代はさらなる意思決定のスピードアップや議論の質の向上が求められる。
こうした状況の中で、NECソリューションイノベータは2020年11月12日、ペーパーレス会議サービス「ConforMeeting SaaS版」の提供を開始すると発表した。同社のペーパーレス役員会議システム「ConforMeeting/e」をWeb会議システムと連携させるとともに、SaaS型で容易に導入できるようにした。
ConforMeetingは、会議資料の共有サービスだ。暗号化されたクラウド環境で会議資料を一元管理する。会議参加者のクライアント端末には情報を保管しないため、秘匿性の高い資料でも安全に共有できる。
表示された資料を見るだけでなく、ページめくりやメモ書き、過去の会議資料の確認が可能。事前にWeb会議システムのIDを設定しておけば、会議開催時にWeb会議システムが自動的に起動し、資料を共有しつつリモートで会議ができる。会議事務局は、発表者の交代や資料の切り替えなどの議事進行をConforMeetingで制御できる。あらかじめ、発表者や持ち時間といった議事を設定可能で、画面にタイマーを表示できる。
価格は、基本サービスが月額3万円(税別、以下同)。基本サービスには、10個のIDが含まれ、1GBのストレージを利用できる。最低利用期間は6カ月。オプションサービスとして、追加IDを5個当たり月額1万5000円、追加ストレージを5GB当たり月額5000円で用意する。
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