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» 2021年12月06日 10時00分 公開

事例で分かるAI×RPAの現在地 非定型業務の自動化はどこまで進んだ?

「非定形業務の自動化は難しい」――そんな悩みを解消するため、UiPathはAIで人手が必要な作業の自動化を試みる。「UiPath AI EXPO 3.0」で同社のエバンジェリストが語った事例を基に、非定型業務を自動化する方法を解説する。

[土肥正弘,ドキュメント工房]

 RPA(Robotic Process Automation)とAI(人工知能)の組み合わせによる自動化は、AI-OCR(光学的文字認識)が紙文書から必要なデータを自動で業務システムに入力をするように、人手が必要な作業を減らすことで成功してきた。しかし、その先の自動化ではテキスト自動認識にとどまらない判定や判断が必要になる。UiPathはユーザーがAIを自由に活用できる仕組みを提供し、非定型業務の自動化を進める。

AIが頭脳でRPAが手足、両方の連携で自動化を実現

 RPAによる自動化のプロセスに人間の作業が介在することで、業務を十分に効率化できないことがある。そこで、人間の判断や判定、分類などの知的作業をAIに担わせようという機運が高まっている。

 UiPath のエバンジェリスト鷹取 宏氏は、「AIには判断や分析をする頭脳の役割を果たすものもあれば、耳のように音声を認識するもの、顧客との対話を認識して対話するもの、画像やテキストを認識する目の役割を持つものがある。AIの処理結果を、RPAは既存システムや汎用パッケージ、IoTなどに連携する。AIという頭脳に対してRPAは手足の役割を果たすことができる」と述べる。

図1 UiPathが描くRPAとAIの役割分担

 しかし、人間の業務をAIに置き換えるには多くの労力とコストがかかり、その投資を上回る効果が最初から期待できるとは限らない。UiPathは、AIの精度が完璧でなくとも、人間が一部介在するRPAプロセスで業務自動化を進め、AIにフィードバックを繰り返して「賢く」することで、人間の介在部分を徐々に少なくしていく考えだ。同社がRPA×AIで実現する非定型業務の自動化事例を紹介する。

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