クラウドサービスの利用が増えるにつれ、IDやパスワードも増加する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でテレワークへ移行し、業務で利用するクラウドサービスが増えたという企業も多い。数カ月に一度しか使わないようなアプリケーションの場合、登録したログイン情報が思い出せず結局再設定を余儀なくされた、という経験があるユーザーも少なくないだろう。現状、IDやパスワード管理に対するユーザーの意識はどうなっているのだろうか。
ソースポッドは2021年12月13日、「コロナ禍以降のアカウント情報管理に関する意識調査」の結果を発表した。調査対象は国内の会社員や役員、公務員で、自組織固有ドメインのメールアドレスを付与されている500人だ。
コロナ禍によるテレワークシフトが始まった2020年以降に、「業務利用目的で新規または追加でクラウドサービスを登録した」と回答した人の割合は30%。そのうち、新たに登録したクラウドサービスの数は「1」が51%、「2〜3」が39%だった。
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