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IPAが情報セキュリティ白書2022を発行 PDF版ダウンロードURLを紹介

IPAは2022年7月15日、最新版の情報セキュリティ白書「情報セキュリティ白書2022 - ゆらぐ常識、強まる脅威:想定外に立ち向かえ」を発行した。PDF版のダウンロードURLを紹介する。

» 2022年07月15日 17時55分 公開
[キーマンズネット]

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、2008年から毎年「情報セキュリティ白書」を発行している。本書は国内外のサイバー攻撃の傾向および手口と対策、政策の動向などのセキュリティ事情を網羅的にまとめつつ、その年ならではの象徴的な脅威およびトピックを取り上げる。

 2022年7月15日に公開した最新刊「情報セキュリティ白書2022 - ゆらぐ常識、強まる脅威:想定外に立ち向かえ」では、サプライチェーンリスクを顕在化させた「ランサムウェア」、被害が相次いでいる「ビジネスメール詐欺」、活動が再開した「エモテットなどのばらまき型メール攻撃」といった各種インシデントを事例とともに解説している。また、情報セキュリティ分野の動向を反映した象徴的なトピックとして以下を取り上げている。

  • 内部不正防止対策の動向
  • 個人情報保護法改正
  • クラウドの情報セキュリティ
  • 中小企業に向けた情報セキュリティ支援策
  • 米国の政策(重要インフラに対する脅威動向、情報発信の規制と課題など)
  • 欧州の政策(サイバーセキュリティおよびセキュリティガバナンスに関する政策、GDPRの運用状況など)

 以降では、PDF版白書をダウンロードするURLや目次を紹介する。

 本白書のPDF版は、IPAのウェブサイト(https://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2022.html)からダウンロード可能だ。ダウンロードファイルを利用するにあたり、アンケートに回答する必要がある。

情報セキュリティ白書2022の目次

序章 2021年度の情報セキュリティの概況

第1章 情報セキュリティインシデント・脆弱性の現状と対策

1.1 2021年度に観測されたインシデント状況

1.2 情報セキュリティインシデント別の手口と対策

1.3 情報システムの脆弱性の動向

第2章 情報セキュリティを支える基盤の動向

2.1 国内の情報セキュリティ政策の状況

2.2 国外の情報セキュリティ政策の状況

2.3 情報セキュリティ人材の現状と育成

2.4 組織・個人における情報セキュリティの取り組み

2.5 情報セキュリティの普及啓発活動

2.6 国際標準化活動

2.7 安全な政府調達に向けて

2.8 その他の情報セキュリティ動向

第3章 個別テーマ

3.1 制御システムの情報セキュリティ

3.2 IoTの情報セキュリティ

3.3 クラウドの情報セキュリティ

3.4 米国・欧州の情報セキュリティ政策

付録 資料・ツール

資料A  2021年のコンピュータウイルス届出状況

資料B  2021年のコンピュータ不正アクセス届出状況

資料C  ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況

資料D  2021年の情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況

IPAの便利なセキュリティツール

第17回 IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2021受賞作品

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