マルコメは、健康管理システム「mediment」を導入した。健康診断結果や有所見者情報を一元的に集約することで、紙とデータが混在していたことで生じる管理負荷増や情報共有の課題の解消を図り、グループ全体の健康支援基盤の強化を目指す。
遠隔医療通訳サービスや企業向けの健康経営支援事業を営むメディフォンは2026年5月11日、大手発酵食品メーカーのマルコメへクラウド型健康管理システム「mediment」の提供を開始したと発表した。導入対象はマルコメ本社およびグループ会社で、健康診断結果や有所見者情報などを一元管理し、業務効率化と従業員の健康維持および増進を図る。
medimentは企業の健康情報を統合管理できるクラウドサービスであり、健康診断結果やストレスチェック、勤怠情報、面談記録などを一括して扱える。人事労務担当者の煩雑な事務作業を軽減するとともに蓄積データを横断的に分析し、高リスク者の把握や施策立案にも活用できる。
マルコメでは、本社とグループ会社を合わせて約1000人規模の従業員データを管理している。従来は健康診断結果や有所見者情報をスプレッドシートや紙資料など複数のファイル形式で管理しており、データが社内に分散していた。その結果、未提出者の確認や産業医との情報共有に手間がかかり、グループ会社の増加に伴って労務管理の負担も増大した。
こうした課題を背景に、マルコメは健康関連情報を一元管理できる環境整備に踏み切った。medimentは画面の見やすさや直感的な操作性が評価され、導入に至った。導入後はグループ全体の健康管理体制の強化を図る方針だ。
メディフォンは今後もmedimentの提供を通じて企業の健康経営を支援し、安全性と効率性を両立したデータ管理基盤の整備を後押しすることで、多様な人材が長期的に活躍できる社会の実現を目指すとしている。
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