「誰も魅力を感じない会社」はなぜ生まれるのか

組織から離れる従業員やスタッフ。なぜ、人材流出は起こるのか、有効な改善策はないものか。本連載最終回は、組織離れに歯止めをかける施策について解説する。

SNSや口コミサイトにより、企業は「隠せるものは何もない」ことを前提としたリスクマネジメントが必要だ。

採用サイトもPR動画も見てもらえない……。求職者の目を引き付けるにはどういった手段が有効なのか。ソフトバンク、トヨタ、伊藤忠商事の大手3社のPR戦略から求職者の心をつかむ“勝ちパターン”を探る。

自社の存在価値を高め利益につなげるには、いかに多くの“ファン”を獲得できるかが要だ。ファンは何も顧客だけとは限らない。採用応募者や求職者もファンとなり得る存在だ。そうした層を取り込むには今の採用活動をどうあらためるべきか。

企業の価値を高めるためには、顧客や株主といったいわゆる“ステークホルダー”ばかりを見ていてはだめだ。これからは従業員やパートナー企業、求職者もその企業を見る“ステークホルダー”となり得るという。