IT担当者300人に聞きました
企業におけるIT投資状況(2015年)/IT部門編(3/3 ページ)
IT投資は大幅増加傾向、セキュリティ投資も増加か
2016年度のIT予算の増減について尋ねた結果、「1%以上~10%未満の増加」が10.3%と前年の7.3%から3.0ポイントの増加したのに対し、「10%以上~20%未満の増加」「20%以上増加」を合算した「10%以上の増加」の回答率は40.6%と、前年の33.6%から7.0ポイントと増加幅が大きく、大幅な予算増加の傾向が見られた(図3-1)。
一方で「10%以上~20%未満の減少」と「20%以上減少」を合算した「10%以上の減少」の回答率は40.2%で前年の45.6%から5.4ポイントの減少となった。
依然として注目度の高いセキュリティの2016年度の予算についてはどうだろうか。2015年度よりも「増加」と回答した企業が19.0%と、前年の結果の11.9%よりも7.1ポイント増加する一方で、「減少」と回答した企業も7.8%と前年の結果(5.9%)よりも1.9ポイントの微増となった。
セキュリティ対策予算の増減率については、「20%以上の増加」を見込む企業は18.1%となり、前年結果の21.9%に対して3.8ポイント減少したものの、「10%以上~20%未満の増加」は29.7%(前年結果22.9%)と6.8ポイント増加しており、大幅な増加傾向は見られないものの、セキュリティ対策への投資も全体として増加傾向にあるようだ(図3-2)。
フリーワードでセキュリティ対策投資の課題について尋ねたところ、「投資対効果が見えにくい」という回答が目立ち、積極的な増資がしにくい状況が続いていることが見える。また、セキュリティ対策についても、「人材育成・不足」を課題として挙げる回答者や、「経営層の理解」を挙げる回答者が規模・業種を問わず散見され、投資対効果に対する課題と合わせて、IT担当者の苦労が見え隠れする部分である。
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