レガシーITをレノボが破壊するか? データセンター向け新ブランドを発表(1/2 ページ)
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズがエンタープライズ製品の新ブランドを発表した。新社長が予測する2020年のIT市場とレノボの戦略とは?
,(左)レノボ・ジャパン代表取締役社長兼NECパーソナルコンピュータ代表取締役執行役員社長 留目真伸氏(右)レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン氏
2017年7月12日、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズはエンタープライズ製品の新ブランド「ThinkSystem」と「ThinkAgile」を発表した。新社長にBEA Systemsや日本アバイアの日本法人社長を歴任したロバート・スチーブンソン氏を迎え、既存データセンターソリューションのディスラプター(創造的破壊者)になると宣言、次世代データセンターソリューションへの本気の挑戦姿勢を見せた。
エンタープライズ製品を2つの新ブランドに統合
発表会では、レノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータの社長を務める留目真伸氏が、レノボの事業戦略として掲げる「3ウェーブストラテジ」を語った。3ウェーブ(波)とは、(1)PCとタブレットを活用した働き方改革、ライフスタイル提案、(2)サーバ、モバイル技術を活用した実務と生活に溶け込むインフラ提供、(3)デバイスとクラウドを活用したイノベーション共創の3つを指す。
レノボは既に世界のPC/タブレット市場でトップシェアを獲得し、IBMから継承した「System Xサーバ」やモトローラブランドによるモバイル製品を提供しているが、これらに加えエンタープライズ領域でさらに専門性を高め、データセンター事業の低価格性、容易性、安全性を強化して、ビジネスの再定義を図る。
今回発表されたThinkSystemとThinkAgileの2ブランドがエンタープライズ事業の中核を担う。これらを統括する新しいリーダーとして迎えたのがロバート・スチーブンソン氏だ。スチーブンソン氏は日本在住35年、日本アバイア、DELL-EMC、BEA Systems、VCEテクノロジー・ソリューションなど数々のグローバルITベンダーのマネジメント経験を積み、2017年2月にレノボ・ジャパンに入社、6月からレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの代表取締役に就任したばかりだ。
「これまでのレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの事業に新しい魂を吹き込むのが私の役割。エンタープライズITの全領域で今まで以上にコストとパフォーマンスに優れた商品とソリューションを提供し、次世代のコンピュート環境の裾野を拡大、コンピュート革命を起こしていく。レノボは既存エンタープライズITのディスラプター(創造的破壊者)となる」(スチーブンソン氏)
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