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本気のマイクロソフトが実践した“いいことずくめ”の業務改善(2/4 ページ)
この10年間でマイクロソフトの働き方はどう変わったか
無駄な会議などにより長時間労働が当たり前であった日本マイクロソフトにとっても、社員の生産性を高めるため、会社全体の働き方を変えることが急務であった。かつては深夜残業も普通のようにあり、オフィス前には終電を逃した社員を待つタクシーが並んでいた。また、女性の離職率が男性の1.8倍と決して働きやすい環境とはいえなかった。この状況を脱するために日本マイクロソフトはどう考えたのか。田中氏は自身の2008年と2018年のスケジュール表を見比べながら、働き方の変化について説明した。
2008年8月の予定表を見ると、移動や会議に多くの時間を費やしていたのが分かる。当時、田中氏は初台オフィスで勤務していたが、会議があるたびに新宿本社(2011年2月に品川へ移転)に往復2時間かけて移動していた。また、週に1回約1時間半の定例会議が開催され、ときには22時まで続く会議もあったという(図2)。
これが10年たった2018年8月の予定表を見ると、会社に通勤する日は週2日に減り、残り3日は在宅勤務に変わっていた。今までは毎日往復2時間かけて通勤していたが、通勤時間がなくなることで、自己啓発など他のことに時間を充てる余裕を持てたという。週2日の通勤日は、電車が混雑する時間帯を避けて出勤するなどして、体に負担をかけずに出社できるようになった(図3)。
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