Web会議から不要な音だけを消す方法、リモートワークに最適な機能とは:556th Lap
テレワークで必要不可欠となりつつあるWeb会議ツール。子供や愛犬の声、軽食を食べる音など相手に聞かれたくないちょっとした雑音を消す機能があるという。
テレワーク実施企業が増加し、コミュニケーションツールとしてWeb会議の需要も高まっている。業務中は音声チャットを常時オンラインにし、チームでいつでもコラボレーションできるようにしている企業もあるという。しかし、ミーティングや常時オンラインの音声チャットでは時々、子供やペットの声が入ってしまったり、パンやスナック菓子などの軽食を食べる音が聞こえてしまったりする。そこで、MicrosoftがWeb会議から不要な音を削除するツールを開発しているという。いったい、どういう機能なのだろうか――。
このMicrosoftの技術は、2020年3月19日にCNETの公開した記事で取り上げられた。
記事によると、2020年3月中旬、Microsoftの通信部門の主任プログラムマネジャーであるロバート・アイクナー(Robert・Aichner)氏がデモ動画を公開した。デモ動画の中でアイクナ-氏はスナック菓子の袋に手を入れてガサガサと音を立てながら話を進めている。
デモ動画の途中、アイクナ-氏がある機能を有効にすると、アイクナ-氏の話す音声はそのままに、スナックのガサガサ音が消滅した。この機能は「リアルアイムノイズ抑制機能」という。
CNETによるとこの機能は、すでにMicrosoftが開発していた技術をベースにしているという。ベースとなる技術は2019年夏に公開されている。工事現場といった周辺の騒音が激しい場所で動画を撮影し、Microsoftの動画配信サービス「Microsoft Stream」にアップロードすると、AIがノイズを自動的に除去して配信するというものだ。
この自動処理をリアルタイムで発動させたのが、今回のデモで披露された機能だ。記事によると、2020年後半には企業向けのコミュニケーションツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)に搭載される予定だ。ノイズを除去しても利用者の発言音声はほぼ妨げられないという。除去できるノイズ音には、子どもの嬌声やペットの鳴き声なども含まれる。
同記事では、Microsoftが「背景ぼかし機能」や「ライブキャプション機能」などをすでにTeamsに搭載済みであることも紹介されている。これらの機能にリアルタイムノイズ抑制機能が加わり、テレワーク環境のさらなる整備を狙っているようだ。
上司X: Microsoftが「リアルタイムノイズ抑制機能」をTeamsに搭載する、という話だよ。ユーザーには、とてもありがたい機能だな。ちなみにキミとのこの会話も、コーナー初のWeb会議で行っているわけだが。
ブラックピット: なるほど。映像も問題ないし、音声もよく聞こえていますよ。パリパリ……。
上司X: なぜキミは映像を出さないで音声のみなんだ? そしてかなりパリパリ音も響いているが。
ブラックピット: 仕方ないとはいえ、在宅勤務もなんだかんだストレスが溜りますねえ。スナックでも食べながらじゃないとやっていられないですよ。
上司X: それなりに作業はこなしてくれているし、お菓子を食べていても別に構わないぞ。頑張ってくれ。
ブラックピット: はい、頑張ります。あ、背景ぼかし機能も搭載されてたんですねえ。次回のWeb会議で使ってみますね。パリパリ……パリパリ……。
上司X: キミは食べているのを隠す気もなさそうだな。まあ健康面に心配はなさそうで何よりだ。ノイズ抑制機能が追加されたら、こういう音も聴けなくなるのが少し寂しい気もするな。しばらく自宅作業は続くとは思うが、好きなだけ食べてストレスを発散してくれ。そのうち会社で会えるのを楽しみにしているよ。
ブラックピット(本名非公開)
年齢:36歳(独身)
所属:某企業SE(入社6年目)
昔レーサーに憧れ、夢見ていたが断念した経歴を持つ(中学生の時にゲームセンターのレーシングゲームで全国1位を取り、なんとなく自分ならイケる気がしてしまった)。愛車は黒のスカイライン。憧れはGTR。車とF1観戦が趣味。笑いはもっぱらシュールなネタが好き。
上司X(本名なぜか非公開)
年齢:46歳
所属:某企業システム部長(かなりのITベテラン)
中学生のときに秋葉原のBit-INN(ビットイン)で見たTK-80に魅せられITの世界に入る。以来ITひと筋。もともと車が趣味だったが、ブラックピットの影響で、つい最近F1にはまる。愛車はGTR(でも中古らしい)。人懐っこく、面倒見が良い性格。
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