「IT介護がつらい……」ヘルプデスク担当者の苦悩と3つの対応策

ヘルプデスク担当者はさまざまな苦悩を抱えがちです。私自身も新システムを導入した際に多くの苦労を経験しました。本稿がヘルプデスクの体制づくりや目標設定、今後のキャリア展望の参考になればと思います。

 情シスを取り巻く業務の一つにヘルプデスクがあります。ヘルプデスクの業務量は、情シスメンバーの数や利用しているシステムの種類や数なども関係しますが、従業員のITリテラシーにも依るところが大きい傾向にあります。

 今回はヘルプデスクの業務量が多い企業を念頭に、担当者が抱えがちな苦悩についてお話しします。情シスの方は体制づくりや目標設定の参考に、ヘルプデスクの方は今後のキャリア展望の参考になればと思います。

著者プロフィール:久松 剛(エンジニアリングマネージメント 社長)

 エンジニアリングマネージメントの社長兼「流しのEM」。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学で大学教員を目指した後、ワーキングプアを経て、ネットマーケティングで情シス部長を担当し上場を経験。その後レバレジーズで開発部長やレバテックの技術顧問を担当後、LIGでフィリピン・ベトナム開発拠点EMやPjM、エンジニア採用・組織改善コンサルなどを行う。

 2022年にエンジニアリングマネージメントを設立し、スタートアップやベンチャー、老舗製造業でITエンジニア採用や研修、評価給与制度作成、ブランディングといった組織改善コンサルの他、セミナーなども開催する。

Twitter : @makaibito

「ヘルプデスクは感情の捨て場じゃない」担当者を巡る3つの課題

 私自身も新システムを導入した際にヘルプデスクの苦労を経験しました。ヘルプデスクには露骨に感情をぶつける人は少なからず存在したものです。情シス部門の配下にヘルプデスク担当者やヘルプデスク機能を設けると、次の3つの課題に遭遇する傾向にあります。

業務量管理

 ヘルプデスクの業務量を左右するものは主に下記の2つです。

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情シス百物語

「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。

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この記事の著者

久松 剛
久松 剛

合同会社エンジニアリングマネージメント社長。博士(慶應SFC、IT)。IT研究者から、ベンチャー企業・上場企業3社でのITエンジニア・部長職を経て独立。大手からスタートアップに至るまで常時複数社でITエンジニア新卒・中途採用や育成、研修、評価給与制度作成、組織再構築、広報、AX・DX・FDEチーム組成などを幅広く支援。

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