IT資産管理ツールの利用状況(2024年)/前編

Microsoftが終了を告げた「WSUS」 影響を受けるユーザーはどのくらい?【緊急調査】

Windows管理をクラウドに移行する目的で、MicrosoftはOS更新管理を担う「WSUS」の提供を廃止する予定だ。この発表は、管理ツールのクラウドシフトを促進させる契機となるだろう。

 IT業界において、企業買収による製品ポートフォリオの変更やサービスの終了が相次いでいる。PC管理の領域では、2024年9月20日にMicrosoftはOS更新プログラムを集中管理する「Windows Server Update Services」(WSUS)の廃止を公表した。約20年もの間、Windowsの更新プログラムの管理を担ってきただけにその影響は大きいだろう。

 こうしてIT資産管理に影響する話題がある中で、IT資産管理ツールの活用割合や用途はどう変化したのだろうか。キーマンズネットが「IT資産管理ツールの利用状況に関するアンケート」と題して実施した調査(実施期間:2024年9月13日~27日、回答件数:144件)を基に、ツールの利用状況や課題点などを掘り下げる。

混乱必至か、Microsoftが廃止を宣言した「WSUS」の利用状況

 まず、勤務先でのIT資産管理ツールの利用状況を尋ねたところ、「導入済み(リプレース予定なし)」が39.6%、「導入済み(リプレース予定あり)」が12.5%となり、合計すると「導入済み」と回答した割合は52.1%。一方で「必要性を感じるが検討しない」は21.5%、「必要性を感じない」は18.1%で、全体の約4割が「ツールを必要としていない」とした(図1)。

図1 勤務先ではIT資産管理ツールを導入しているか

 この結果を従業員規模別に見ると、100人以下の中小企業では導入割合が16.7%、導入検討割合が9.5%であったのに対し、5001人以上の大企業では導入率77.5%、導入検討割合30.0%と大きく差が開いた。特に100人以下の中小企業における割合の低さが全体平均を押し下げている。

IT部門の新たな悩みのタネ「WSUS終了問題」 利用者の割合はどれほどか

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IT担当者300人に聞きました

業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

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