情シスは「技術者倫理」をどこまで守るべき? 適切な妥協点とバランスの取り方を解説

SNSでは「ITエンジニアが技術者倫理をどこまで守るべきか」という議論が頻繁に起きます。今回は「倫理とは何か」を確認しつつ、情シスとしてどういったスタンスでいるべきかについて整理していきます。

情シス百物語

「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。

 デジタル技術の急速な進化が企業活動に大きな変革をもたらす中、ITエンジニアや情シスの役割はますます重要になっています。

 サービスや製品のオンライン化、ビッグデータやAIの活用など、新たなビジネスチャンスが広がる一方で、システム障害や情報漏えいといったリスクも拡大しているためです。最悪の場合は事業継続すら危ぶまれます。このように、ITを巡るリスクは単なる技術面の問題ではなく、企業全体の経営課題として捉えなければいけません。

 しかし企業にとっては、そうしたリスクを最小化するだけでなく、収益を上げ、持続的に成長していくことが最優先です。売上がなければ投資も雇用も継続できず、社会から必要とされるサービスや雇用機会を生み出せません。

 ここにSNSでもよく議論になる「技術者倫理をどこまで守るべきか」という話が登場します。今回は「倫理とは何か」を確認しつつ、情シスとしてはどういったスタンスでいるべきかについて整理していきます。

倫理とはそもそも何か

印刷する
SNSでシェア

情シス百物語

「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

久松 剛
久松 剛

合同会社エンジニアリングマネージメント社長。博士(慶應SFC、IT)。IT研究者から、ベンチャー企業・上場企業3社でのITエンジニア・部長職を経て独立。大手からスタートアップに至るまで常時複数社でITエンジニア新卒・中途採用や育成、研修、評価給与制度作成、組織再構築、広報、AX・DX・FDEチーム組成などを幅広く支援。

関連記事

こんなメディアも見られています

キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9

キーマンズネット SNS

X @Keymansをフォロー

インフォメーション

キーマンズネットをフォロー