サポート継続か終了か、Win 10の終了が「Microsoft 365」に与える影響:831stLap
Windows 10のサポート終了が迫る中、アプリの対応問題が浮上している。特に、Windowsと深く結びついてきた「Microsoft 365」の今後に注目が集まる。そんな中、Microsoftは新たな方向性を打ち出した。
2025年10月に「Windows 10」のサポートが終了すると、問題となるのがアプリの対応だ。現行のアプリが古いOSでは利用できなくなる可能性があるのは言うまでもない。
「Windows」と深く関係があるアプリといえば、「Microsoft Office」シリーズだ。Windows 10のサポート終了後、「Microsoft 365」の対応はどうなるのか。ここにきて、Microsoftが新たな方向性を示した。
依然としてWindows 10の市場シェアは高く、ある調査によれば、デスクトップOS全体の約半数を占めているという。サポート終了が刻一刻と近づく中でも、Windows 10ユーザーの動きは鈍いままのようだ。
有償の「拡張セキュリティ更新プログラム」(ESU)を利用すれば、2028年10月までセキュリティサポートを継続して受けられる。だが、Windows 10自体は2022年10月18日にリリースされた最終バージョン「22H2」を最後に更新されておらず、既にレガシーOSとなっていることは否めない。
前述の通り、古いOSに対しては徐々にアプリの対応も打ち切られていくのが通例だ。Microsoft Officeアプリも例外ではない……と思いきや、ここに大きな変化があった。Tech系情報サイト「The Verge」が、2025年5月13日に掲載した記事によって、その事実が明らかになった。
記事によれば、Microsoftは当初、Windows 10のサポート終了と同時に、Microsoft 365アプリのWindows 10対応も打ち切る予定だったという。その方針は2025年1月15日のThe Verge記事で紹介され、Microsoftの技術者ブログにも掲載されていた。
そのブログでは、「Microsoft 365アプリがWindows 10で突然動作しなくなるわけではないものの、時間の経過とともにパフォーマンスや信頼性に問題が生じる可能性がある」と書かれていた。The Vergeはこれについて、「Windows 11への移行を促すためのMicrosoftの戦略の一環」とも伝えている。
だが、ここにきてその方針が変更された。記事によれば、Microsoftは公式のMicrosoft 365サポートページに、新たなサポート期限を追記したという。
そこでは、「Windows 11への移行期間中のセキュリティを維持するため、MicrosoftはWindows 10のサポート終了後も3年間にわたり、Windows 10のMicrosoft 365アプリに対してセキュリティ更新プログラムの提供を継続します。これらの更新プログラムは標準のアップデートチャンネルを通じて配信され、2028年10月10日に終了します」と記載されている。
つまり、Microsoft 365アプリのWindows 10へのサポートが3年間延長されるということだ。Windows 10を継続して使用したいユーザーにとっては朗報と言えるだろう。また、ESUの利用を検討していたユーザーにとっても、影響を与える可能性がある。
一方で、Microsoftはできる限り早くWindows 10からWindows 11への移行を進めたいと考えているのは明らかだ。ハードウェア面でも、Windows 11対応PCはもちろん、「Copilot+ PC」も普及させたいのだろう。
そうした中で、今回のMicrosoft 365アプリの延命措置は、Windows 10に対してある種の猶予を与えるものとも言える。この決定が市場にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目される。
上司X: Windows 10のサポート終了が近づく一方で、Microsoft 365アプリのWindows 10対応終了が延長された、という話だよ。
ブラックピット: Windows 10の切り替え期間にも不便なきように、ということでしょうかね。
上司X: かもしれないな。サポートが終了する2025年10月に向けて、なかなかナイスな対応ではないかと思うよ。
ブラックピット: まあ、周りは踊らされっぱなしでしょうねえ。Microsoft 365をサブスクで利用している人もいるでしょうし、やっぱり仕事で使うときに急に使えない、なんてことがあるのもいただけない話でしょうし。
上司X: いや、Windows 10非対応になっても「急に使えない」ということにはならない、とMicrosoftは言ってるから。
ブラックピット: いや、分からないですよ。朝令暮改で対応を変更するようなMicrosoftですよ?
上司X: 朝令暮改ってほどではないだろう。懸命な判断だった、と俺は思うけどね。
ブラックピット: そうですかねえ。ともかく、なかなか変化しないWindows 10のシェアに何か動きがあればいいですけどね。サポート切れのタイミングで、Officeに限らずいろいろなアプリの混乱は必至でしょうか。
上司X: アプリがWindows 10に対応し続けるかどうか、というのは必ずしもMicrosoft 365アプリに限った話ではないはずだよ。今後は他のアプリもWindows 10に対応し続けるかどうかを明確に示すことになるだろう。アプリ側から“Windows 10の退場”が早まる事態になるかもしれないよ。どうなることかしっかり見守りたいな。
ブラックピット(本名非公開)
年齢:36歳(独身)
所属:某企業SE(入社6年目)
昔レーサーに憧れ、夢見ていたが断念した経歴を持つ(中学生の時にゲームセンターのレーシングゲームで全国1位を取り、なんとなく自分ならイケる気がしてしまった)。愛車は黒のスカイライン。憧れはGTR。車とF1観戦が趣味。笑いはもっぱらシュールなネタが好き。
上司X(本名なぜか非公開)
年齢:46歳
所属:某企業システム部長(かなりのITベテラン)
中学生のときに秋葉原のBit-INN(ビットイン)で見たTK-80に魅せられITの世界に入る。以来ITひと筋。もともと車が趣味だったが、ブラックピットの影響で、つい最近F1にはまる。愛車はGTR(でも中古らしい)。人懐っこく、面倒見が良い性格。
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