LayerX、AI利用状況とコストを可視化する「AIトークンアドバイザー」を提供開始
LayerXは法人向けビジネスカードサービス「バクラクビジネスカード」で、AIサービスの利用状況とコストを可視化する「AIトークンアドバイザー」の提供を開始した。支払い情報と利用実態を合わせて把握し、企業のAI関連支出の管理を支援する。
LayerXは2026年5月15日、同社の法人向けビジネスカードサービス「バクラクビジネスカード」において、AIサービスの利用状況やコスト管理を支援する「AIトークンアドバイザー」の提供を開始した。AIサービスの支払い情報と、ユーザーやツール、モデル単位の利用状況を合わせて確認できるようにする。
AI利用の増加で、支出管理の複雑さが課題に
企業でのAI活用が広がりとともに、AI関連の支出額も増加している。LayerXによると、バクラクビジネスカードにおけるAIサービスの決済額は、2023年第2四半期~2026年第1四半期にかけて約205倍に増加しているという。一方、AIサービスは部門単位や個人単位で導入が進みやすく、複数サービスの併用や従量課金による費用変動も生じやすい。このため、請求額だけでは「誰がどのツールをどの程度使っているのか」が把握しにくく、利用実態だけではコストへの影響を判断しづらいことが課題になっていた。
AIトークンアドバイザーは、AIサービスの利用状況をユーザー単位、ツール単位、モデル単位で確認できる。複数のAIツール利用料を1画面で把握できる他、年月やユーザー、ツールなどの条件で検索する機能も備えており、CSV出力にも対応する。これにより、社内での分析や利用状況の確認をしやすくするとしている。
LayerXは「AIトークンアドバイザーは直ちに費用対効果を判定する機能というより、まずは利用状況とコストを可視化し、見直しの材料を提供する機能だ」と説明している。今後は可視化したデータを基に、利用料の変動や利用傾向の把握、費用対効果の確認、用途に応じたツールやモデルの見直しにつなげられるよう、機能拡充を進める予定だ。
なお、AIトークンアドバイザーの提供対象は、バクラクビジネスカードのサービスを利用している企業で、申し込みを受け付けた上で順次提供するとしている。
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