ITアウトソーシングの「決まらない、進まない」に対応する新サービス テクバンが提供開始
テクバンは、ITアウトソーシングを検討する企業向けに、業務整理や要件定義、社内合意形成を支援する新サービス「Techvan Management Center」(TMC)の提供を開始した。委託範囲の整理や発注前の要件定義に課題を抱える企業を支援する。
テクバンは2026年5月14日、ITアウトソーシングの構想段階や見直し段階を支援する新サービス「Techvan Management Center」(TMC)の提供を開始した。業務整理や要件定義、社内調整といった、外部委託に向けた検討段階の支援に特化したサービスだ。
外注前の「判断材料不足」を整理
同社によると、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や人材不足を背景にIT業務のアウトソーシング需要は高まっている。一方で、企業の情報システム部門では「現場業務の実態が見えにくい」「発注に必要な要件を整理できない」「既存ベンダーへの不満があっても切り替えリスクを懸念して動けない」といった事情から、判断や実行が停滞するケースがあるという。
TMCは、こうした外部委託前の課題整理を支援する業務コンサルティングサービスだ。単に業務を請け負うのではなく、現場の情報を整理し、何を自社に残し、何を外部委託するかを判断しやすい状態に整理する。具体的には、コンサルタントが現場に入り、業務棚卸しして散在する情報を整理する。加えて、経営層向けの報告資料作成や移行ロードマップ策定などを通じて、意思決定や社内合意形成も支援する。既存ベンダーの運用品質やコストを評価し、必要に応じて切り替えを支援する点も特徴として挙げている。
業務整理後の実行フェーズでは、ヘルプデスクや運用監視、LCMなどの運用サービスにも対応できるとしている。アウトソーシングを進めたいものの、要件整理や委託範囲の見極めに課題を抱える企業に向けたサービスと言える。
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