PDF編集に生成AI使ってる? 文書自動化23%にとどまる現状を調査で解明
生成AIを使った経験のあるオフィスワーカーと比較して、文書・ファイル作業の自動化に生成AIを活用している人はそれほど多くはない。PDFも閲覧・確認が中心で、日常の文書業務には活用の余地が残されている。
生成AIの利用経験が広がる一方、PDFのような文書やファイルを扱う日常業務への活用は限定的だという。
ワンダーシェアーソフトウェアはPDFや文書ファイルの処理に、生成AIがどの程度結びついているかを調査した。PDFを閲覧するだけでなく編集もするユーザーのうち、生成AIの利用経験者は73.0%だった一方で、多くは文章作成などにとどまり、文書作業の自動化などに活用できている人は約23%だった。
PDF利用者の8割は見ているだけ 進まない文書作業へのAI活用
初めに、調査対象者に日常的に扱うファイル形式を尋ねたところ、「Microsoft Excel」が93.7%、「Microsoft Word」が76.7%、PDFが58.5%だった。
一方で、PDF利用者の80.6%はPDFに対して「閲覧・確認」を挙げた。「文字入力、注釈・コメントの追加」は49.8%、「PDFの結合・分割・ページ整理・変換」は43.4%、「編集、OCR、電子署名、パスワード設定など」は27.4%だった。
PDFを閲覧するだけでなく、編集もしているユーザー355人に生成AIの利用状況を尋ねたところ、「日常的に使用している」は26.5%、「たまに使用している」は37.5%、「使ったことはあるが現在は使っていない」は9.0%で、利用経験者は計73.0%となった。
用途では「文章作成」が73.1%で最も多く、「翻訳/調べもの・情報収集」が68.3%、「要約・校正」が63.0%と続いた。一方、「文書・ファイル作業の自動化」は23.3%にとどまり、用途の中では6番目だった。
PDF関連では、定型的な作業への負担が目立つ。繰り返しが多いと感じるPDF関連作業を尋ねたところ、「PDFの結合・分割・ページ整理」が50.4%、「PDFをWord/Excel/画像に変換」が40.3%、「スキャンPDFのOCR処理」が27.6%となった。文書・ファイル作業への不満については、「時間がかかる」が42.3%で最多で、「繰り返しが多い」が33.5%、「手作業のためミスが起きやすい」が28.2%と続いた。
なお、調査は2段階で実施された。第1段階は全国の22~59歳の在職者2000人を対象に2026年6月23日に実施し、第2段階はPDFの閲覧だけでなく編集も行う355人を対象に6月25~30日に実施した。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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